日本男児の股間を熱くさせるだけでなく、アジア圏や欧米諸国のペニスもホットにさせる日本のAV女優たち。そんな彼女たちですが、はたして今どれくらいの人数がAV女優という職業をやっていると思いますか?
中村淳彦著「職業としてのAV女優」によると、2012年時点で6000~8000人がAV女優になっているそうです。また、これまでに延べ20万人がAV女優になったという説もあります(黒羽幸宏著「裸心 なぜ彼女たちはAV女優という生き方を選んだのか?」)。
ほとんどのAV女優は事務所・プロダクションに所属しているケースがほとんどですが、プロダクションを離れAVメーカーと直接契約をする場合もあります。
ギャラの取り分は事務所7:女優3が多いようで、単体女優で時給1万7000円~3万1000円、企画女優で時給2000円という話もあります。
群雄割拠のAV女優の中で、最高ランクに位置付けされる極小数のAV女優のことを単体女優といいます。特定のメーカーと専属契約をしている場合もあったりするので、専属女優という呼び方もあります。
単体女優と呼ばれる彼女たちは、とにかく容姿端麗でプロポーション抜群で演技も上手く、リリースすればあっという間に売れる、自他ともに認めるAV女優の「最高峰」です。
もちろんギャラも高く、1本あたり50~250万円と高額です。ただし人気や売り上げが落ちて専属契約できなくなったら「企画落ち」となり、キカタンに格下げになってしまうという、決して安泰できるポジションではないのは言うまでもありません。
企画女優の中でも、特に可愛かったり、エロすぎて話題になったりして、ほとんど単体女優レベルの人気を博しているAV女優のことを企画単体女優、略してキカタンと呼びます。キカタンの特徴として、元々が企画女優出身ということもあり、ハードなプレイにも難なくこなす事が挙げられます。
単体女優のルックスで企画女優のプレイもする企画単体女優が制作側・視聴者双方に重宝されるのはもっともで、人気ランキンクなどで上位にキカタンがいるのが当たり前の現状です。ちなみにAV女優全体の15~20%をキカタンが占めています。
そんなキカタンのギャラは15~80万円と意外と少なく思われますが、単体女優と違い専属契約がなく無制限に出演できるので、最高クラスのキカタンなら月収800万円(月10本)という事も可能らしいです。
女優名では売れないので作品ありきで出演している、いわゆる「企画物」に出演するAV女優のことを企画女優といいます。
複数人が出演している作品の中の一人として出演していたり、フェチ系作品に出演していたり、また企画女優の中には名前すらない場合もあります。
ギャラは5~25万円でAV女優全体の80~90%を占めており、ほとんどがこの企画女優というカテゴリーに属していることになります。
上原亜衣や大槻ひびきのように人気を博して企画女優からキカタンになるのは非常に稀なケースで、数本だけ作品を残して引退する場合も多々あります。